BYOD(私物端末の業務使用)を採用する企業が増えてきていますが、それでもまだ「スマートフォン利用厳禁」としている企業も多いそう。なぜなら否応なく企業側が「ビジネスプロセスの再構築」や「セキュリティツールの導入」を強いられるから。機密情報をできるだけ厳格にコントロールしたい企業にとって、スマートフォンなどのモバイル端末はいくら従業員の生産性が向上するからといっても諸刃の刃であることには変わりないのです。一言でモバイルセキュリティといっても従業員が所持するスマートフォンの機種やブランドによっても様々なセキュリティ問題が潜在しているもの…思っているほど単純な問題ではないし、年々複雑化しているというのが事実なのです。それでも従業員が大切なのはセキュリティより利便性でしょう。最近は企業に内緒で社内システムにアクセスしてしまうITシャドーという問題が無視できないほど深刻になりつつあります。今、企業がしなくてはいけないことは「スマートフォン利用厳禁」ではなく、BYOD戦略とそれに伴うセキュリティポリシーを確立すること…そしてそれを全従業員にはっきりと伝えることだと思います。http://www.ascentnet.co.jp/mdm-modem/mdm比較/
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